2年ぶり2回目のサウジ遠征(5・完)出費精算(ACL 2019・決勝アウェイ)

過去の記事にも時々上げてましたが,今回も旅の精算を紹介しておきます.

最低限かかった出費:約428,000円(2人分のトータル)

費目 内容 備考
参加費 現地ツアー 9千* 参加必須
交通費 往復の飛行機 17.8万* エティハド航空
Uber等 4千 2回分(空港往復)
ホテル代 2泊分 2万
食費 食品・水 1千
その他 eVisa 1.4万*
Visa用写真 3千
SIM 1千

※¥(金額)に*とある項目は1人分の費用.
※内訳の金額はざっくり書いてあります.
※含まれないもの:国内の交通費(自宅・空港の往復)
※食費が異様に少ないと思う(→朝食をゆっくりたっぷり食べてお昼無し→夕方少し食べるパターン).あとはホテルで毎日2本もらえたペットボトルの水でだいぶ賄えた.

個人手配のメリットとして,ツアーで行くよりも安く上げる手立てがいろいろあること.ホテル代などは1人でも同額ですが,それでも1人あたり約227,000円なので,同じような日程・航空会社のツアーと比べると数万円は節約できる計算.航空会社を変える(今回ならフィリピン航空にする)ことでもう少し割安に出来たでしょうが,スケジュール的に難しかった(木曜日には出発できなかった)ので,こんなものでしょうか.資金・日程・お仕事・体力とのバランスで,我々にとっての最善だったと思います.

現地の買い物や観光による出費:約21,000円

費目 内容 備考
交通費 Uber等 5千 市内観光等5回分
その他 アバヤ 1.5万 2着
お土産 1千 お菓子

直行便のない国なので,一部のフライトでLCCを利用するとか,マイレージを利用して特典航空券を手配するとか工夫されているサポもいると思うので,いろいろな方の旅行記を見るのが楽しみです.可能なら出納帳が見たいです(願望)

また,チャーター便で向かった2017年の時よりも安上がりになっているはずですが,あの時はエミレーツ(ご予算お高め)で直行だったから,あれはあれで良かったな…(2017年の精算の全体記録がないので詳細を書けない…orz…ツアー代金として2人で54万円,そのあと返金があったのでもう少し安くなったけれど…そういえば2017年の観戦チケットは1600円で返金があったとの記録が…なぜ2019年に跳ね上がった?

2年ぶり2回目のサウジ遠征(4)リヤド界隈の徘徊と冷や汗(ACL 2019・決勝アウェイ)

試合の翌日は半日あったので朝食後にリヤド市内を少し観光してみることに.といっても遠くに出かけるほどの気概も無いので,Uberで車を呼んで,昨日のスタジアムの向こうにあるという世界遺産を目指してみることに.

遺跡の案内図

Uberでの行き先の指定をしくって,車を呼び直すという失敗から,ちょっとタイムロスしましたが,何とか世界遺産のあると思しきところへ辿り着きました.

世界遺産の案内

が,残念ながらどうも修復中らしく,まだ中には入れてもらえないと言うことがわかりました.

白装束の方

(と,親切な白装束の人が英語ですまなそうにそう説明してくれました…)

世界遺産の入口

上の画像は遺跡の入口から写真だけ撮らせてもらったものです(∴誰もいない)

…周辺に近代的風味のホテルやコンサート会場のようなものも見えて,だいぶ新しく修復された感があったけれど,せっかく遠回りしながらやってきたけれど,今回はしょうがないね,リヤドにまた来ることがあったら寄ることにしましょう.ではホテルに戻りますか.

あとは空港に向かい,飛行機を乗り継いで日本に帰るだけ…

…のはずだったのですが,遺跡→ホテル(荷物ピックアップ)→空港という指定ができず、ここでまたタイムロス.

なかなか車が見つからない…時間が…

さらにホテルの周りが混んでいるのか,Uberで車と上手くマッチングできなかったり,やっと掴まえた車でしたが空港までの道が混んでいたりして,思いのほか空港まで時間がかかってしまい…

しかも前日からOttoの方のチケットだけがなぜかオンラインチェックインできなかった状態で,帰りの車中でひたすら祈り,焦りながらアクセスを繰り返し,何とか!ぎりぎり!!オンラインでの事前搭乗手続きが間に合いました…!!!

でもカウンターに行ったら受託手荷物の受付はすでに終了しており,ここで2泊4日の行程でもともと荷物が少なかった(手荷物は預けないつもりだった)のが功を奏しました…カウンターで「締め切ったよ!」と言われたときの絶望,でもオンラインで事前チェックインを済ませてあること,かつ受託手荷物がないことを伝えたら一転「OK!」となったときの安堵…いやいや,生涯で最低最悪の冷や汗でした…ホントに今でも思い出したくない…

ああ,あそこで万一オンラインチェックインが通っていなかったら…あるいは受託手荷物がある状態で搭乗しようとしていたら…the end,危うく帰りの飛行機に乗り損ねるところだった……今でもあの時の嫌な感覚が忘れられない,一生肝に銘じなくてはいけない経験となっております…(猛省)

最後の最後にバタバタと慌ててしまいましたが,出国手続き後にImoは脱皮!(=ヒジャブ&アバヤをおもむろに外した)

帰りの飛行機

そして無事に飛行機に乗り込めました…結果的には,

・オンラインチェックインをしておく
・荷物を最小限にする(機内持ち込みできる大きさにする)

の2点で辛うじて難を逃れた感じでした。もちろん時間に余裕を持った行動が重要であり,また,ちょっとばかし標準より海外旅行の回数が多いからといって,今後は舐めプせず,この経験を今後に生かさねば…と反省しきりのImo&Ottoでありました…

2年ぶり2回目のサウジ遠征(3)スタジアムへ(ACL 2019・決勝アウェイ)

ホテルに着けば,仲間達がたくさん参集していました.クラブの中の人情報によればその数は450人くらい.日本から行った人ばかりでなく,現地に駐在している日本人やそのご家族もいらっしゃった模様.

(Imoはゴール裏住民ではないので,アウェイでよく見かける仲間達…ほとんど名前は知らないけれど…)

点呼の後に再集合となるまで1時間くらいあったでしょうか…アウェイ限定のTシャツがやりとりされたり,そのホテルに泊まっている人は部屋に戻ったりしていたみたい.

ホテルに集合

再び集合し,クラブの方からのブリーフィングが始まりました.

終わり次第,バスの号車順に呼ばれて移動しましたが…

アウェイの洗礼ということでしょうか…緩衝地帯がないとか,その場でいろいろ聞かされることに…

さらに白装束のサウジ人に見送られるというイベント付き…アル・ヒラル,嫌われているなー(笑)

USBの充電口があった

バスは意外に豪華な作りでした.

前後左右に広がる座席

座席はなんと前後だけでなく左右にも広げられる作り…太ましい人対応でしょうか…

夕日が沈む車窓

バスが動きスタジアムに移動します.太陽も沈み始めていました.

2017年に行ったスタジアムよりも近く,地図を見ても市街地の中心からそれほど離れていませんね.

そして…

ペットボトルの水はダメといわれたとか…(えー)

でも,そういう扱いをされた方が浦和というチーム(のサポ)は燃えちゃうんですけどね(•ө•)

スタジアムに向かうアル・ヒラルのサポ

スタジアムに近づくと,試合に向かうアル・ヒラルのサポーターが現れ始め…

女性のサポーターも!

今回は2年前には一人もいなかった女性のアル・ヒラルサポーターも歩いている!…2年前にサウジでアル・ヒラル戦を観戦し,その後しばらくして,いろいろな分野で女性の活動が開放されたと聞いていましたが,こうやって2年ぶりに訪れて以前は見られなかった光景を目にすると,やはりちょっと感動します

スタジアム外観

バスを降りたらのろのろと入口へ.ここでも先に入ったバスの人々はペットボトルがいけたらしいとか,いや,やっぱりダメとか情報がいろいろで…(アウェイの洗礼だなあ…)

入場口でチェックされる…

そして入場口でチェックされる…ダメと言われた物を無理に持ち込もうとすると,クラブに迷惑をかけるかも知れないから,素直に従わねば…

開始2時間前

2時間前のバックスタンドはまだガラガラ…

歌詞の幕を広げていく中心の人たち

我々はビジュアルの手伝いをするなどして過ごします.

中に入ってしばらくしてよく見れば,女性を含むグループの席が近くにありました(上から下まで真っ黒なのですぐわかる).

2年ぶりのACLの決勝という舞台,途中でアザーン流れて声を出した応援が許容されるのかとざわつくなどして.さらには変なDJが現れてセレモニーも始まり,2017年よりもコンパクトでサッカー専用の競技場は超満員.

200万円フラッグの下で

その場に立って改めて奮い立ち,そして声を出し続けても,相手のゴールが決まった直後には,コールリーダーのリードがわからないくらいの大歓声が降り注ぐ.それくらい大音量の相手のチャントが周りに溢れるというアウェイの感覚,久しぶりに味わいました.広州か北京で聞いた感じに近かったかな.

試合の結果はご存じの通り.周作がいない中,1-0で辛うじてホームに望みを繋ぐ.そして欲しかったアウェイゴールは得られず.

試合後,撤収の早いヒラルサポと待たされる我々

…我々は,アウェイの中の選手達の後押しをわずかでもできていたのでしょうか,どうでしょうか…

階段の下

旧霞ヶ丘競技場を思わせるような階段の下を通り,再びバスへ.

スタジアムの案内図

身体が重い…バスの中の空気も重い…それでも無事に浦和に帰らねば.帰って第2戦で奴らを迎え撃たねば.

帰りのバスの中から

解散後は自分たちの泊まっているホテルへ戻ります.

デーツ屋さん

まだやっているデーツ屋さんがあったので,立ち寄ってお留守番の仲間へのお土産を購入.

お疲れ様でした…